スマホですっきりした朝を迎えよう!良い睡眠のための目覚ましアプリはこれで決まり!
こんにちは、なまこです!
最近「睡眠」に関することがとても気になっています。
そう、「寝ること」です。
最近では「睡眠」に関して気になりすぎて、夜も眠れません(嘘)
人は人生の3分の1を睡眠に費やすと言われます。
こんなにたくさんの時間をつかう「睡眠」ってめっちゃ大切だ!と思っているのです。
というのも良質な睡眠がとれ、目覚めが気持ち良い日は仕事もプライベートも非常にうまくいくのに対し、睡眠不足の場合日中のパフォーマンスめちゃくちゃ悪いうえに、体がすぐに疲弊します。(僕の場合は)
意図的に睡眠の質を上げ毎日気持ちよく目覚めることができれば日常の質が向上するんじゃないか、と思うんです。
でも良質な睡眠って難しいですよね。
野球なら良い指導者からスイングフォームの悪いところを指摘してもらい、矯正できるでしょう。
しかしこと睡眠に関して言えば指導者もいなければ自分の意識もないので、どうすれば良質な睡眠がとれるのかわかりにくい。目覚めの良い・悪いしか自分で認識できないんですもん。
客観的に自分の睡眠の状態を知ることができればより良い睡眠に近づくことができます。
今回は僕が3年以上(1150日)使い続けて本当に良いと感じているアプリ、「sleep cycle」を紹介します。
このアプリはあなたの睡眠の状態を様々な角度から解析し教えてくれる素晴らしいアプリです。
もし睡眠に悩んでいるならアプリを試している価値あると思います!
- 「sleep cycle」とは
- 「sleep cycle」のメリット
- 1.目覚めの良いタイミングで起こしてくれる
- 2.睡眠の質を教えてくれる
- 3.毎日使うことでアプリ使用期間中の睡眠の統計が取れる
- 4 デメリット
- まとめ
「sleep cycle」とは
スマホにインストールして使うアプリです。
基本的には目覚まし時計アプリと思っていただいて間違いはないです。
ただ一般的な目覚ましとは違い、目覚めの良いタイミングで起こしてくれたり、様々な睡眠データを蓄積してグラフ化してくれます。
これにより毎日良い目覚めを得たり、自分の睡眠の傾向がわかる優れたアプリです。
ではメリット、デメリットを併せて詳しくお伝えします。
「sleep cycle」のメリット
1.目覚めの良いタイミングで起こしてくれる
まず睡眠に関する基本的なことをお伝えします。
眠りには深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)があり、それらが交互に訪れます。
そして当然ながら深い眠り(ノンレム睡眠)の間に目が覚めると目覚めが悪くすっきりしません。
逆に浅い眠り(レム睡眠)のタイミングで起きると、すっきりした目覚めを得ることができます。
ここが超大事です!
「いい目覚めは浅い眠り(レム睡眠)のタイミングで起床することが必須」
じゃあどうやって浅い眠り(レム睡眠)のタイミングで起きるか?ということになります。
答えはとても単純で、次の2つです。
①深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)の周期に合わせて就寝時間・起床
時間を設定する。
②浅い眠り(レム睡眠)のタイミングに起こしてもらう。
まず①の「深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)の周期に合わせて就寝時間・起床時間を設定する。」についてです。
よく90分の整数倍の時間に目覚ましを設定すると良い、と言われますがまさにこれです。
ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルはおおむね90分程度と言われており、90分おきにレム睡眠、つまり浅い眠りがくるのです。
したがって90分の整数倍の時間に目覚ましを設定しておくとレム睡眠のタイミングで起床できるだろうというのです。
でもスタンフォード式最高の睡眠の中でも言及がありましたが「90分」という周期はあくまで一般的な時間で、睡眠サイクルには個人差があるのです。
確かに身体に関することは個人差ありますので、すべての人が正確に90分サイクルの睡眠周期で寝ていると考えるほうが不自然ですね。
さらに言えば睡眠は外的要因などにも深く影響されます。
いつも90分の整数倍で目覚ましを設定する、という試みも無駄ではないと思いますが
もっと確実性のある眠り方をしたいですよね。(毎日のことですし。)
続いて②の「浅い眠り(レム睡眠)の時間に起こしてもらう」について。
てかこれができないから困っていると思うんです。
起床時間ギリギリまで寝かせてくれて、かつ一晩中自分の眠りを注意深く見てくれて、眠りの浅いタイミングで起こしてくれる人なんていないじゃないですか!
こんなことお母さんだってやってくれません。
お母さんでもやってくれないこれをやってくれるのが「sleep cycle」アプリなのです。
めっちゃ前置きが長くなってしまいましたね。(すみません)
「sleep cycle」は一言でいえば目覚まし時計です。
でもただの目覚まし時計ではなく、スマホに内蔵されたセンサーによってあなたの睡眠を一晩中追いかけてくれます。
そして目覚まし設定時間の近傍で浅い眠りになったタイミングに目覚ましを鳴らしてくれるのです。(うわ、開発した人天才じゃん!)
2.睡眠の質を教えてくれる
「sleep cycle」は睡眠の質も教えてくれます。
どういうことかスマホの画面で紹介します。
こんな風に「sleep cycle」はその日(一晩)の睡眠のデータをグラフ化しまとめて表示してくれます。
上から睡眠サイクルのグラフ、「sleep cycle」の使用時間、快眠度、睡眠時間、睡眠メモ、脈拍数、(日中の)歩数、というように睡眠に関する様々なデータがわかりやすく画面にまとまっています。
ちなみにこれは直近1150日間の中で最も快眠だった日(2017年3月4日)のデータです。
今でも覚えていますがこの日は人生で最も目覚めの良い日であまりの目覚めの良さに感動して朝から体が震えました。(笑)
前日にクタクタに疲れて21時30分に布団に入りました。
翌朝あまりの目覚めの良さに
「21時台に寝るのってすげぇ!体の疲れが全部とれてる!」
と思いました。
そのあと「sleep cycle」の快眠度見てまたびっくりしました。(快眠度97%て!)
3.毎日使うことでアプリ使用期間中の睡眠の統計が取れる
「sleep cycle」では日にちごとのデータも見れますが、もっと長期での統計も見ることができます。
見ることのできる統計は
・快眠度
・就寝時刻
・睡眠時間
・起床時間
・天気と快眠度の関係
・気圧と快眠度の関係
・月齢と快眠度の関係
・歩数と快眠度の関係
・曜日別快眠度
・曜日別睡眠時間
となっております。(2018年6月現在)
アプリのアップデートされると増えたりします。
3-1 快眠度
これが快眠度の統計データです。データは2014年末からの1150日間です。
(データ収集できてない日もありますが)
こうやって見ると面白いですよね。
自分のこの統計データを見て初めて気が付いたんですが、
僕の快眠度は冬(特に1月)が高くて、夏(特に7~8月)になると快眠度が低下する傾向にあります。
年間を通して睡眠に周期があるということが発見できました。
これから夏季シーズンの快眠度を上げることができれば1年を通して良い睡眠をとることができると思います。
このように長期間にわたりデータのサンプリングすると自分の睡眠のクセとか傾向がわかります。
ちなみにこのアプリによると僕の快眠度の平均は64%みたいです。
最低がサウジアラビアが60%ということなので64%って結構下位なのかもしれませんねw
3-2 就寝時刻
続いて就寝時刻です。
これも僕の就寝時刻の統計です。
就寝時刻は今まで特に意識はしたことありません。
2016年だけ就寝時間が遅いですね。。。何があったんでしょうw
でも就寝時間には特徴的な傾向が無いにもかかわらず快眠度ははっきりした特徴がみられていることを考慮すると、就寝時間はあまり快眠度に関係がないと言えるかもしれません。
3-3 睡眠時間
こちらは睡眠時間の統計です。
冬場(1月あたり)が少し山なりになっていて、睡眠時間が少し多くなっていることがわかります。
快眠度の高い時期と睡眠時間の長い時期がリンクしていますね。
もしかして夏季(グラフ7月)と冬季(グラフ1月)の少しの睡眠時間の差が快眠度に大きく影響しているのかもしれません。
とすると快眠度、就寝時間、睡眠時間の統計から、就寝時間よりも睡眠時間の長さが快眠度とより深い関係性があるという仮説が浮かび上がります。
3-4 起床時間
起床時間の統計も見ることができます。
起床時間もこのようにグラフ化されます。
まぁこれは・・・。コメントするほど解析していませんw
参考までに起床時間も統計が取れます。
3-5 気圧と快眠度の関係、月齢と快眠度の関係
気圧と快眠度の関係(上のグラフ)、月齢と快眠度の関係(下のグラフ)も見ることができます。
う~ん、気圧が快眠度とどういう関係があるかは分析しにくいですねw
正直言って気圧はどうにもならないので参考程度に。
月齢と快眠度の関係は満月だと快眠度が下がり、新月だと快眠度が上がっていますね。
満月は空が明るいから、窓から差し込む月光が快眠度を下げるんですかね・・・?
もしかしたら満月の日には雨戸を閉めて月光が入らないようにすると快眠度が上がるかもしれません。
3-6 歩数と快眠度の関係
続いて日中の活動(歩数)と快眠度の関係を表すグラフです。
横軸が歩数、縦軸が快眠度の変動です。
これ見て思いますけど、僕は22500歩の日がほとんどありません。
おそらく22500歩以上のサンプルが少なすぎてグラフが変な形になっていると思います。
しかしながら歩数は快眠度にそこまで大きな影響を与えないようなグラフですね。
たくさん歩いて疲労度の高い日のほうが快眠度も高いと思っていたのですがそうでもなさそうです。
3-7 曜日別快眠度、曜日別睡眠時間
曜日別の快眠度(上のグラフ)と曜日別の睡眠時間(下のグラフ)です。
これ見ると面白いですね。
睡眠時間が6.5時間を超えると快眠度が劇的に増えています(土曜日)
木曜日は睡眠時間が最も少ないのに快眠度はそこまで悪くないです。
その他の曜日は睡眠時間と快眠度は比例しているように見えます。
この統計から睡眠時間を6.5時間を超えるようにすれば快眠度がぐっと上昇するかもしれませんね。
やってみよ!
3-8 天気と快眠度の関係
こちらは天気と快眠度の統計です。
雨の日はあからさまに快眠度が下がっていますね。
う~ん・・・。
これ知ってどうしろと・・・?
3-9 睡眠メモと快眠度の関係
お次は睡眠メモと快眠度の統計です。
「睡眠メモ」とはアプリ使用者があらかじめメモを登録し、睡眠前に登録したメモを選択することで快眠度との関係を測定します。
例えば、「運動」をした日なら睡眠前に「運動」のメモをタップして寝ます。
そうすると上のようなグラフになり、何をした日に快眠を得れたか得られなかったかが
一目でわかります。
僕の場合残業した日は快眠を得れていないことが一目でわかりますね。(快眠度マイナス5%!)
残業は精神的にも睡眠的にも良くないことがわかりましたw(あくまで僕の場合です。)
そのほかにも昼寝をしたり、就寝2時間以内に夜食を食べているときが睡眠の質が下がっています。
逆にアイマスクをして寝たり、就寝の90分~120分前にお風呂に入っている場合はよく眠れていることがわかります。(スタンフォードの本に書いてあった)
このメモは任意で作れるのでいろいろ試してみると面白いかもしれません!
4 デメリット
ここからは僕の感じるデメリットをお伝えします。
4-1 アプリ使用時は充電しなくてはならない
アプリ使用時は充電しておかなくてはなりません。
スマホの使用頻度が少なく毎日充電を行っていない人の場合、煩わしいと感じるかもしれません。
またバッテリーは充電回数が多いほど寿命が縮みます。アプリ使用時に充電が必須となれば充電回数も増えます。
とりわけ新品のスマホに変えたばかりの方の中には嫌がる人もいるかもしれません。
4-2 布団の上に置かなくてはならない(加速度センサー使用時)
睡眠中のデータ収集にはスマホに内蔵されている「マイク」または「加速度センサー」のいずれかを選択する必要があります。
このいずれかのセンサーを用いてスマホ内にデータを蓄積することになるのですが加速度センサーは寝返りなどの動きを感知するために使用します。
よって寝返りなどの睡眠時の動きがスマホに伝わらないとアプリで解析できません。
加速度センサー使用時は枕元にスマホを置かなくてはなりません。
(アプリ内で下のように説明されます)
つまり睡眠時のスマホの置き場所が制約されます。
ちなみにマイクセンサーの場合はこんな感じ。
マイクセンサーの場合は布団の上に置く必要がないみたいですね。
以上の2点が僕が感じるデメリットです。
まぁ、僕にとってはメリットのほうが大きすぎますし、そんなにデメリットを感じていません。
まとめ
こんな感じで「sleep cycle」はスマートフォンを使用した目覚まし時計ですがとてもたくさんの睡眠データがとれます。
これらの統計データを分析して睡眠の質を上げることができるのです。
睡眠時間は自分の意識がないので振り返って問題点を洗い出し改善することが難しいも
のでした。
自分でわかることと言えば寝起きの目覚めの良さだけだったと思います。
「sleep cycle」ではスマホに内蔵されているセンサーを基に睡眠の分析をしグラフ化までしてくれます。
インターネットや書籍などで良質な睡眠を得る方法を学ぶことができますが自分に合うかどうかはまた別問題だと思います。
情報を得て自分で試して客観的なデータとして検証することで本当に自分に合った“快眠できる習慣”を見つけることができると思います。
あなたの睡眠がもっと良質なものになれば幸いです。
(感謝は僕ではなくアプリ開発者へ!いや、僕にも感謝してほしいよ)